「無から有を作った」という池田信夫アジテーション

というわけで、池田信夫氏のブログにコメントできなくなりました。
彼との議論で判明したことは、池田氏は「慰安婦は公娼と同じ」と言っているが、実際には公娼制度における「公娼」と慰安婦の制度的な差異についてほとんど理解できていないこと、内地と植民地では性労働者募集における禁止事項が同じでなかった(植民地では緩かった)ことに対し、問題意識を持っていないこと、など。


池田氏の記事に対するブックマークより一つ紹介。
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/1677143840b260e4b0de03304293c882

# 2007年03月14日 kurokuragawa kurokuragawa 日本, 歴史, 政治, マスコミ
慰安婦問題は実在する。朝日が作ったフィクションは「(強制連行された)従軍慰安婦」問題


池田信夫氏の大きな問題は(「朝日叩き」が自己目的化したのか)「朝日が無から有を作った」という物語を作ったこと。この物語をアジテートするため「強制連行」以外の慰安婦問題を見て見ぬふりしていること。



参考;http://d.hatena.ne.jp/bluefox014/20070304/p1のコメント欄